糖尿病患者の食事療法と薬の2月記事一覧

糖尿病は様々な合併症が起こり得る恐ろしい病気です。例えば、視力障害などの合併症は、たまたま糖尿病と併発するのではありません。糖尿病の治療が不十分であるために発病してしまう病気という意味で、これらには、血管年齢が大きく関係しています。つまり、血管年齢を高くさせないことが、合併症を防ぐこともつながるのです。一体どういうことなのでしょうか。
糖尿病になると、過剰な糖分が血液や尿に溶け出します。血液に糖が増えると、水に砂糖を混ぜた砂糖水のようにどろどろとしてきます。それにより、血液は流れにくくなり、血管の壁にもべっとり張り付きます。すると血管壁のコラーゲンと結びつき、AGE(終末糖化産物)という物質に変わってしまいます。このAGEに変化すると、血液が固くなって取れなくなってしまいます。砂糖水を固めたような、水あめみたいな状態です。血液中に糖が増えることでAGEが生まれ、血管の弾力が無くなって損傷し、血管年齢が高くなってしまうのです。ですから、糖尿病の治療は血糖値を下げることだけでなく、血糖値を下げることで血管年齢を高くさせないという意味があります。
ちなみに、糖尿病の入院者は、全患者の約一割にあたるとされています。入院には、検査入院・教育入院・通常入院があります。検査入院の期間は3~4日程度、教育入院の期間は1~2週間程度、通常入院の期間は2週間~1ヶ月が多いようです。しかし、症状がなかなか改善しないときにはそれよりも長い期間が必要になってきます。また、最初に述べたとおり、この病気の真の恐ろしさは合併症を併発しやすい点です。気付いた時には糖尿病で・・・とならないようにするには、日頃から食生活など見直すことが予防につながります。