糖尿病患者の食事療法と薬の10月記事一覧

糖尿病の人は肥満の人が多い、というイメージをお持ちの方も多いと思います。
確かに肥満になってしまいますと、体内に蓄えた糖をエネルギーとして使うためにインスリンの負担が大きくなります。

そうしますとインスリンが十分に体内の糖質を処理しきれなくなり、血糖値が上がります。

ただ、実際は日本人の場合、肥満でなく痩せているのに糖尿病になってしまうという方が多いです。
これは、日本人は倹約遺伝子を持っていることが原因です。

日本は昔から水不足による飢饉などに悩まされてきましたので、食料不足に負けないために日本人はエネルギーを体内に貯蔵しやすい体質になってきました。
これを司っているのが倹約遺伝子です。

つまり、食べ物から効率よくエネルギーを摂取し、体内に蓄えておくという能力が高いのです。

ただ、現代では食べ物は豊富に手に入ります。
揚げ物やケーキのようにおいしくて高カロリーの食べ物もたくさんあります。

さらに自動車が普及していますから運動も不足しがち、という条件が重なって、糖質を体内で捌ききれず、糖尿病になってしまう方が多いのです。

糖尿病治療のためには、薬を使うことも必要です。
具体的には血糖値を下げる経口薬が使われます。
複数の種類がありますが、インスリンの分泌を増やすもの、肝臓で糖が作られるのを抑えるもの、小腸で糖が吸収されるのを抑えるものなどがあります。

糖尿病は体内の糖質が血管にダメージを与えてしまい、足を切断しなければいけなかったり、他の病気を引き起こしてしまうなどの危険性があります。

そのため、こうした薬でしっかり治療をすることをおすすめします。
また、食事や運動などのセルフケアもとても大切ですので、ぜひ取り組んでみてください。