現在よく使用されている糖尿病治療薬

糖尿病は現代多くの人を悩ませている病気です。
血液中の糖質、つまり血糖値を下げるインスリンの出が悪かったり、インスリン自体の働きが悪い、あるいはインスリン受容体の働きが弱まっているなどの理由で食後に血糖値が上がりすぎてしまう病気で、そのまま放っておくと腎臓や目、神経などに障害を来して合併症になってしまったり、脳梗塞や心筋梗塞を起こして最悪の場合死に至ることもあります。

この糖尿病の治療には大きく三本の柱があり、それが食事療法と運動療法、そして薬物療法です。
ここでは現在よく使用されている糖尿病治療薬について紹介します。

まず、グルコバイやベイスンなどのα-グルコシダーゼ阻害薬で、これは比較的軽い糖尿病の人に処方されることが多いです。
食前に飲むことで職長での糖質の分解・吸収を遅らせ、血糖値の急激な上昇を抑えます。

次に、インスリン抵抗性改善薬というものがあり、アクトスという名前のものが有名です。
これはインスリン受容体がうまく働かなかったり、インスリンをうまく受容できなくなったりするのを改善します。
インスリン濃度が高いにもかかわらず高血糖が続く人に処方されます。

膵臓にインスリンを分泌する能力がまだ残っている人に対してはスルホニル尿素薬が使用されます。
商品名はオイグルコン、ダイアグリコ、アマリールなどで、膵臓を刺激してインスリンの分泌を促して血糖値を下げるはたらきがあります。

どの薬に関しても言えることは、薬単体ではあまり意味がなく、医師の指示のもとで食事制限や運動療法を行って初めて糖尿病の治療が成立するということです。
また、これらの薬には副作用があるため、そのことも十分に理解し、正しく継続して服用することが必要です。